「古式高砂染復刻」プロジェクト

江戸時代に幕府献上品として興隆し、およそ100年前に失われた「幻の染め物」高砂染。

最初はその複雑精緻な紋様に心惹かれたのですが、「高砂神社」の宮司さんや、姫路藩の染め物を長らく研究されている「書写の里・美術工芸館」の学芸員さんからお話しを伺う中で、この「高砂柄」には、能の筆頭祝言曲「高砂」をモチーフとしていること、特別な想いが込められていることを知りました。

すなわちそれは、「ことほぎの心」。
夫婦の愛情や平和を尊ぶ、日本古来の祝いの気持ちです。

そして、京都・壬生の山元染工場さんや、東京の染色アーティストの方からは、紋様や染色技法も他に類を見ない独自の特徴があることを伺いました。

ご縁をいただき、高砂染に込められた思いに共感頂いた方々と共に、江戸時代の献上品に用いられていたであろう手法を用いて、「古式高砂染」を復刻することに成功しました。

「歴史を真摯に見つめ、尊崇の念を持ち続ける。」
これがエモズティラボのミッション。

高砂染に込められた、往時の人々の想いまで含めて、復刻することを目指しました。

高砂染の現代商品へのアップデート

私たちエモズティラボでは、かつて高砂染に込められていた「ことほぎの精神」まで含め、真の意味で現代によみがえらせることを目指したプロダクトを開発しています。

「人が人を祝う」という行為は、時代や文化を超えて普遍的な人と人のコミュニケーションの最高の形だと私たちは信じています。

歴史と伝統に対する崇敬は常に忘れず、現代の私たち、そして未来のこどもたちの人生や世界さえも言祝げるように、未来に向けて生み出すエモズティラボの製品群。

ぜひ、ご期待ください。